足の重心が母指球に乗ることの重要性とその影響
立っている時に、足の重心がしっかりと地面に乗っているか意識したことがありますか?実は、足の重心が外側に偏ってしまっていると、様々なトラブルが引き起こされる可能性があります。
この重心の偏りによるトラブルの一つが、母指球(もしくは親指球)の問題です。母指球とは、足の親指の付け根部分のことを指します。この部分が適切に機能していないと、様々な足や脚のトラブルが生じる可能性があります。
たとえば、足の外側に重心が置かれると、アキレス腱の機能が低下し、内反捻挫や膝の内側の痛みの原因となります。また、親指側に力が入りにくい状態は外反母趾を引き起こす可能性があります。更には、ガニ股歩行による骨盤の歪みや腰の負担も生じやすくなります。
では、どうすれば良いのでしょうか?歩く際には、特に足の親指の付け根から踏み込み、カカトを擦らずにしっかりと地面に着地する習慣を身につけることが重要です。このような意識を持つことで、日常生活での足や脚のトラブルを回避することができます。
まずは立っている時に、自分の重心が足の裏のどこにあるのか意識してみましょう。良いパターンは、なるべく足裏が地面に密着しているイメージです。そして特に、足の親指側に力が入っている状態を意識することが大切です。