生活をする為には歩かなければならない。
そんな当たり前の歩行が実は体を悪くしてる?
テーマは[歩き方]
私が日々、施術させて頂いてる中で、患者さんから『ウォーキングをしているはずのに腰や膝や股関節が痛い』と言う事を悩みとして聞くことがあります。
健康増進の為、せっかくウォーキングをしているのに返ってカラダを痛めてしまう。
なぜこのような結果となってしまったのでしょうか?まずは原因と要因を解説します。
原因と要因
1.ウォーミングアップをせず歩いた
普段の生活から運動においていきなり動く、歩く、走るはケガのリスクが大幅に上がるでしょう。
また、内臓機能にも影響を与えてしまうこともありますのでウォーミングアップは大切です
2.長い距離を歩きすぎた
1日10000歩は健康的と言われてた時代がありました。決して悪いわけではないです。自分にあった距離を見つけてみることから始めてみると良いです。
また、連続で10000歩を歩くのか、トータルで10000歩を歩くのかで変わってきたりもします。
3.コースが悪かった
平坦な道ばかり、過度な傾斜、砂や砂利道、階段、
どれも偏ってしまうと痛みはもちろんケガのリスクも高まってしまいます。
4.履いてる靴
サイズが合ってないはまずNG。サイズが合っても靴先が狭いものや靴底が薄すぎるものも歩く上では重要なポイントとなります。基本は親指側に力が入りやすいを軸にフィット感が合っているものを選ぶと良いでしょう。
4.体調が悪いのに頑張って歩いた
こちらは自分のルーティンを大切にしている方でやりがちです。毎日の習慣を大切にしている気持ちはわかります。休むのが大事です。
5.歩き方が悪い
ウォーミングアップはもちろん、歩き方が悪いというのが最重要ポイントになります。
ガニ股歩行、内股歩行、前傾姿勢ぎみな歩行といった歩き方は必ずどこかしらに痛みの原因をつくってしまいます。患者さんの悩みはだいたいこの歩き方によって発症しています。
どうでしょうか?当てはまったものはあるでしょうか?続いて改善です。
1.ストレッチ
足首にしっかり動きを入れ、アキレス腱からモモ裏を伸ばしてみてください。そして胸や肩周りに動きを入れることで捻り動作がしやすくなり、足の衝撃を軽減します。また軽くジャンプするなどの動的ストレッチなどもオススメです。
2.歩く姿勢の改善
歩行中の姿勢は重要です。背筋を伸ばし、肩を引いて後ろに下げ、頭を天井に向けるように意識して歩くことで、身体のバランスが良くなり、負担を減らすことができます。
3.歩幅と歩調の調整
歩幅や歩調も重要です。大きすぎる歩幅や速い歩調は関節や筋肉に負担をかける可能性があります。適切な歩幅と歩調を保つことで、身体にかかる負荷を最小限に抑えることができます。
4.ポストウォーキングケア
ウォーキングの後は、適切なクールダウンとストレッチを行うことが重要です。筋肉の緊張を緩和し、血液循環を促進することで、疲労や筋肉のこわばりを軽減することができます。
5.定期的な休息
連日のウォーキングで疲れがたまっている場合は、適度な休息を取ることが重要です。身体の充分な回復を促すために、ウォーキングを週に数日間休んだり、軽いストレッチやヨガを取り入れることも効果的です。
これらのポイントを意識して、ウォーキングをより安全で効果的なものにすることができます。
是非これらのポイントを意識して歩く楽しさをみつけて頂きたいです